2回目

  三角先生の元へ、事故死した木下三郎が深夜訪ねてシーンがあります。

  私は、霊エネルギーは性エネルギーが転化したものであると考えます。亡霊と言うと若い人の多いことに気が付きませんか?これは、子孫を残せずに不慮の死を遂げた若者の慚愧な思いがこの世に残渣となって残るからなのです。

  性エネルギーの背景には、精子軍団、卵子軍団が控えています。

  人間は、死んだらどうなるのか、死後の世界はあるのか、という永遠の命題があります。そのことを考える為は、まず、自分は何故生まれたのか、という疑問を解く必要があります。人間の誕生が、受精の瞬間と考えると、たった1個の精子卵子が出合う確率はどの程度なのか。それは、地球上の全人類の中で、たった一人選ばれる以上の有り得ない確率なのです。正に自分が生まれたのは、奇跡以外の何物でもありません。それでは、何故奇跡は起きたのでしょうか?それは、時空間が無限大だからです。

  有限の世界では、井の中の蛙のように、無限大の世界をイメージ出来ません。

  無限大の世界は、有るか無いかの二者択一ではなく、有ったり無かったり、有るかもしれないし、ないかも知れないという世界なのです。

占いの、当たるも八卦、当たらぬも八卦は、正しかったのです。